2007年2月17日 (土)

脳番地とタミフルの危険な香り

今週の社長のひとこと(緊急)-----------------------------------

タミフルと服用後の異常行動が死に至らしめる可能性が問題になって

います。タミフルと脳との因果関係を早急に調べる必要があります。

 

小児科医でも、専門に開業したり、大学で臨床にたづさわっている医師が

正面から、この問題を論じられない「Conflict of Interest」があります。

 

その理由は、日常患者に、タミフルを処方しているからです。

 

このような状況で、この問題を解決する要点があります。

インフルエンザ脳症の脳画像とタミフル脳症(もし存在すれば、あるいは、おそらく

あるかもしれないだろう現段階)の脳画像の違いをMRIによって検出することです。

 

この違いを検出できる可能性はあります。

インフルエンザ脳症のMRIの経過は、ほぼ把握しているつもりなので、

その経過や病巣の脳番地に違いがあれば、十分に脳科学的に攻略する余地があります。

 

おそらく、動物実験の結果を待つより、(そもそもマウスと人間の脳は、形が異なるので、

人間で事実確認が必要です。)

タミフルによって精神症状と呼ばれる「脳番地症状」を認めたなら、早急にMRIを撮影して

証拠の確認とデータ集積をすべきだと思います。

 

この際にCTは、おそらく映らないでしょう。CTに感度があるような病変ではない段階で、

症状が出現している可能性を疑います。MRIの鑑定にも技術が必要なことは言うまで

もありません。小児科専門医や脳画像診断専門医でも、これを鑑定するには相当な

修練が必要だと直感します。

未知の領域には、脳画像診断の見落としもありえます。

  

当社脳の学校は、優先的に有料の脳画像の鑑定を受け付けることにします。

脳の学校 http://www.nonogakko.com/

これは、一般にも、専門家にも知ってほしいと思います。

再び同じ、過ちを繰返さないために。

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参考:

http://npojip.org/sokuho/no59-1.html

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/accident_of_child/?1171674441

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2007年2月15日 (木)

「脳番地」を育てている巷の脳学者を探す

今週の社長のひとこと-------------------------------------

「脳番地」TM は当社脳の学校のトレードマークです。

いままでに脳科学分野で必要に応じて、新しい日本語あるいは

英語表記を生み出してきました。

その中でもこの「脳番地」には深い意味がこめられています。

 

学生時代は、人の生き方に非情に興味があり、歴史的な人物から

身近な人物まで、その魅力や目指すものをできるだけ学ぼうとしてきました。

しかし、30歳代、脳科学を推進するための脳計測技術に没頭し始めると

人の生き方への興味より、人々が創りあげている脳の形や脳の働きに

興味が集中していた。

 

ところが、MRIによって、脳の形から能力を見分ける脳番地鑑定技術を開発し、

さらには、fMRIやPET,NIRSなどの脳血流計測が持っていた静脈性下水道効果を

脳外反応を脳機能と誤診していた問題点を解決するCOE検査を確立すると、

再び、人間の生き様に興味が起こってきた。

 

その理由は、うすうす気がついていた。

脳の形に能力が映し出されているなら、その人に生き様が、脳の形映し出されている

可能性が高いからである。

 

最近は、人に会うのが楽しみになっている。

昨日も社員に、「巷に「脳番地」を探す脳の勉強と称して、

田島教育グループ代表の田島秀恭氏の講演を拝聴し出かけた。

 

「脳番地」を育てている巷の脳学者を探すとは、生活や仕事の中で、

どこの脳番地をどのように育てているのか?

脳の育て方を人から学ぶことである。

いわば、巷に一流の脳番地の育て方を持っている脳学者を見つけに行くのである。

 

そこで、今回は、学習塾経営者である方が、どのような志で日頃の仕事に取り組んでいるのか?

どのような脳の育て方を教えているのか?興味津々だった。

 

もちろん、誰も「わたしは、この脳番地をこのように鍛えて、こうなりました。

だから、わたしの脳番地のここが、こんなによく育っています。」とは、言わない。

 

田島代表は、率直に「現在までの流れと反省・学んだこと」を

創業からのエピソードを交えて語ってくださった。あっという間の90分だった。

最近は、スピーチにスライドやカラフルな映像を駆使することが多い。

しかし、配布されたA41枚の簡単なシナリオだけで、自己の反省を語られた。

言葉だけで、相手を90分間ひきつけて、納得させるには、通常、肩書きだけでは無理がある。

  

組織の大小に関わらず、そのトップが、自己反省を人前ですることは、

一途の迷いがあるだろうか、それを真摯に語る姿には好感が持てた。

  

どんな人間でも完全な人はいない。

完全な脳の形を見るのは、生きている間にないだろうと予測している。

すべての人間が、未熟な脳番地のまま人生をおえていくことを見てきたからである。

 
こうした脳科学的事実を背景に、教育に関わっている人物が自己の反省を語ることは、意義深いと思う。

いろいろな教育関連会社がある中で、それぞれに教材があり、教育上のウリがあるだろう。

その教育商品の中身を見る前に、企業のトップが育てている脳番地の特徴は、とても重要だと思った。

 

確かに、巷の脳学者の一人であった。帰り道がうれしかった。

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#MICアントレプナーセミナー http://www.micim.jp/

 

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2006年10月20日 (金)

いじめ脳外来

今週の社長のひとこと--------------------------------------------------------

いじめ自殺が問題になっています。

医学生の頃、国民衛生の動向(参照)を授業で勉強し、

自殺者の多さには、驚いた記憶が残っています。

  

病気を必死で治そうとする医療関係者の献身の一方で、

健康な体になぜ、自ら停止処分を加えるのか?ジレンマを感じました。

 

その後、臨床現場では、自殺を思いとどまらせたり、繰り返す自殺企図の少女の主治医にもなりました。

一方で、自殺を脳から科学的に捉えることが可能か?ことあるごとに考えてきました。

 

現在、脳からみて、「いじめ脳」と「自殺脳」を結びつけることは、少し時間がかかると

考えています。しかし、「いじめ脳」ならば、脳科学の土壌に乗せて、

議論し客観的な方策を論じることは可能ではないかと考えています。

  

「いじめ脳」の脳科学研究が脳検査によって可能であると考えるからです。

いじめの問題は、脳環境を取り巻く問題であり、すべてを脳から見る「脳の学校」

では、「いじめ脳」に関する知見を集積するために、いじめ脳外来設置の準備をしています。

   

脳環境を整備して、いじめから脳を守るだけでなく、健全な脳を育てることが目的です。

いじめられている脳環境を把握するために、脳検査を行います。

いじめ脳の主な検査は、脳MRIとCOE検査です。
脳MRIで背景因子の確認し、COEで酸素脳の状態を調べます。

  

いじめの原因と脳酸素の使い方を調べることで、本人がいじめている対象に対して

どの程度強く脳を使ってしまうか?COE検査は明らかにすることが出来ます。

MRIは、本人の脳の素質と健康状態、成長状態を調べます。

いじめによって、脳が育たないことがあれば、それは早期診断、早期防止対策が必要です。

 

「いじめ脳」において、脳検査が重要な理由は、周囲と当事者が、

共通に事実から議論できる点です。脳検査は、隠す必要がない事実を見ることが

出来るからです。

私たちは、隠せない事実を積み上げることをする必要があると思います。

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参考:国民衛生の動向 http://www.hws-kyokai.or.jp/701mokuji-eiseidoko.htm

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2006年9月25日 (月)

落ち着きがない、引きこもる、学習障害、自閉症、言葉の遅れ、脳から見た答えは?

今週の社長のひとこと-------------------------------------------

9月16日から18日まで、群馬大学で開催された「特殊教育学会」に

当社は、2つの研究発表と1つの自主シンポを企画実行しました。

 

 「脳画像にもとづく教育支援の方法と実践」には70名あまりの専門家の参加者あり、

好評に終わりました。

 

「あなたの脳の教育鑑定書」(加藤俊徳)

「知的障害(Iサイン)とコミュニケーション障害(Cサイン)の共存:海馬回旋遅滞症の

脳画像MRIとの高い相関性」(村越晶子、加藤俊徳)

「重症心身障害児・者への療育的介入方法をNIRS検査から検討する試みについて」

(谷口敬道、国際医療福祉大学)

「言語発達支援における脳機能情報の有用性」(吉野加容子、慶応義塾大学)

 

引続き問合わせの方々には、当日配布した資料をお送りさせていただいております。

このブログの読者の方で、ご希望の方は、連絡いただければ、メールで送付いたします。

  

なぜ、脳画像は、重要なのかといいますと、

一言で、「客観的な脳そのものの情報」だからです。  

 

詳しくは、

1) 脳の形をMRIの写真で撮影して、そこから、現実の脳の課題に関する情報

を鑑定して、教育するための情報を得ること。

 

2) 脳酸素をCOE検査で調べて、脳の学習過程を酸素の使い方で追跡して、

教育する情報を得ること。

すなわち、外見や心理検査では、得られない脳からの情報をMRIとCOEが与えてくれるからです。

   

育児の際に、気になるのは、

最初は、歩行の遅れ、言葉の遅れです。

   

少し成長すると

今度は、落ち着きがない、目が合わずコミュニケーションが問題かも知れないと気になります。

     

さらには、学習障害、引きこもり、アスペルガー症候群などの広汎性発達障害の可能性など、

心配は、つききません。

      

 長年、上記のような症状は、脳の形から、説明がつくのだろうか?研究してきました。

もちろん、脳の形に出ないことも多くありますが、

    

少なくとも、広汎性発達障害のおよそ98%は、脳画像MRIに問題があり、説明が可能な結果が出ています。

脳写真MRIを詳細にじっくりと鑑定しなければなりません。

重い場合は、1才前後から、脳写真でわかります。

     

初めて参加した特殊教育学会では、

「教育の分野においては、客観的データがないため、そのデータによる

積み重ねができず、学問が深まっていかない。

つまり経験の実証ができない。

 

臨床発達検査によっても、確かなことはわからない。

絶対的な検査がないため、現在たくさんの臨床発達検査がある。

教育やリハビリにより、改善しているかどうかが、はっきりしない。

子どもたちのためにもこのような絶対的評価が必要です。」

という声も聞かれました。

   

そこで、

10月21日(土曜日)に東京の神田で、一般向けに「脳と障害児教育のセミナー」を企画しました。

脳の学校の最新の広汎性発達障害の研究成果や現状の打開策を講義します。

質疑応答も含めて、専門家だけでなく、育児の問題を抱えている家族の方々にも

広く参加を呼びかけています。

 

Photo_1

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参考文献

1.加藤俊徳 海馬回旋遅滞症 Annual Review 神経 2006 中外医学社 p. 340-348

2.加藤俊徳 脳画像からみた広汎性発達障害 小児科 2005: 46: 363-373

3.加藤俊徳 知的障害の本質 脳と障害児教育―適切な支援への模索 ジアース教育新社

2005 p173-182.

4.加藤俊徳 広汎性発達障害児における海馬回旋遅滞症 BRAIN MEDICAL 2004;16:307-317  

 

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