2011年3月22日 (火)

脳の底力を持続させる脳番地シフト

 60秒の脳科学~脳番地のトリセツ(取扱説明書)~ 第47号より抜粋

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 1  今日のトリセツ ~脳の底力を持続させる脳番地シフト~
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 頭の中で色々な仕事を分担している脳番地は、死ぬまで変化を続けます。
 脳番地が成長する一生を知り、番地ごとの使い方や休ませ方を知れば、
 あなたもきっと、自分の脳番地をもっと有効に活用することができます。

 20代から100歳の大人に送る脳番地の取扱説明書をお届けします。
 

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┃今日の脳番地トリセツ


 ■■■ 被災地の一日も早い復興をお祈りいたします ■■■

 日本中を震撼させた東日本大震災。
 今も安心して眠ることのできない日々を送っている方が
 たくさんいらっしゃいます。明日がどうなるかもわからない不安を
 耐え抜いている方もいらっしゃるでしょう。

 被災地の一日でも早い復興、そして安心して暮らせる
 日々が早く来ることを願ってやみません。

 ■■■ 脳が底力を発揮するとき ■■■

 今回の震災は、日本の国、そして私たち一人一人の底力が
 試されていると誰もが感じているはずです。

 今回の大震災の発端となった、マグニチュード9.0の地震は、
 多くの専門家にとって想定外の津波を引き起こす程の規模でした。

 想定外の事態に直面した際、私たちがうろたえて思考停止に
 陥るか、踏ん張って考え抜けるかは、ひとえに脳の神経細胞が
 酸素を使って、うまく働くか否かにかかっていると言えるでしょう。

 想定内の事態に対しては、シュミレーションを繰り返し、
 訓練を重ねて、対応できるようにしていたり、心の準備が
 できているのが一般的です。つまり脳のネットワークが
 発達しているといえるでしょう。

 ぐらっときたら火の始末をし、逃げ道の確保ができるのは、
 そう訓練されているからです。 

 想定外の事態とは、前もって準備していないので、
 脳にもネットワークが構築されていません。
 私たちがまったく使ってこなかった
 脳番地の思考ルートを使わざるを得ない事態のことです。 

 ところが、誰もが初めからスケートができないのと同じように、
 使ったことの無い脳番地のルートを使って考えるのは大変難しいのです。

 うまく脳番地を使えないとき、神経は酸素をうまく使えない状態に
 あります。そのため神経にとって苦しい状態が続きます。
 その時、踏ん張って酸素を使い続けられるか、酸素を使うのをやめて
 思考停止になるかの分かれ道になります。

 筋肉を極限まで鍛えたトップアスリートが、ゴールの手前で
 ラストスパートをかけられるか、失速するかは
 脳が酸素を最後まで使いきれているかにも関係があるそうです。

 このように、想定外の事態が続くことは、使っていない脳番地を
 長時間使えるかどうかにかかっています。しかし、脳のネットワークが
 発達し、神経が酸素をうまく使えるようになるには、
 最低でも数か月という長い時間がかかることが一般的です。 

 それまでの間、過負荷のかかっている脳番地を適度に休ませ、
 ストレスで脳が機能低下を起こして、ダウンしないように
 することが非常に大切になってきます。

 ■■■ 底力を持続させる脳番地シフト ■■■

 睡眠以外で脳番地を休ませる方法、それは脳番地シフトです。
 それまで酷使していた脳番地から、使い慣れた脳番地、もしくは
 それまで休ませていた脳番地に活動をシフトすることです。

 例えば、狭い空間で長時間多くの人と一緒にいる方は、
 少しだけでも広い場所にいってみたり、
 独りになる時間を大切にすること。

 情報収集、状況把握に没頭していた方は、頭がパンクする前に
 音楽を聞いたり、簡単なゲームなどをして脳をリラックス
 させること。

 重要な判断を次々と下さなければならない方は、
 意識的に他人と世間話をする時間を設けることで、
 気分転換をはかり判断力を維持することができるはずです。

 苦しい時の神頼みとも言いますが、
 神社に参拝するのは本来、神様に日ごろの感謝を述べること
 だとも言います。

 また、Dr.KATOは、世界でも類の無い脳を日本人が育ててきた
 一つの要因は、この「感じて謝する心」だと言います。

 被災された方が口々におっしゃっている、生きていることに
 感謝する、という言葉。私たちもあらためてこの震災を生き延びたことに
 感謝をし、想定外の事態を乗り切っていくことで、
 日本をさらに元気にさせていこうではありませんか。

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┃脳番地の取扱いキーワード

 『底力が必要なときこそ、脳番地シフトで乗り切る』

http://www.nonogakko.com/information/newsletter.html

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2010年12月20日 (月)

夢実現装置でドリームカムトルー

無料ニュースレター第41号より
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 60 秒 の 脳 科 学
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 ~ 脳 番 地 の ト リ セ ツ(取扱説明書)~           
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┏【第41号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/12/20┓

【1】 今日のトリセツ ~未来思考を高める後回し作戦~
   ──────────────────────────────
【2】 運動系脳番地を育てよう!
    “脳と今日のエクササイズ”~毎日できる腰痛予防~
   ──────────────────────────────
【3】 Dr.KATOの週刊エピソード:最後から記憶するとドリームカムトルー
   ──────────────────────────────
【4】 お知らせ
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 1  今日のトリセツ ~ 未来思考を高める後回し作戦 ~
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 頭の中で色々な仕事を分担している脳番地は、死ぬまで変化を続けます。
 脳番地が成長する一生を知り、番地ごとの使い方や休ませ方を知れば、
 あなたもきっと、自分の脳番地をもっと有効に活用することができます。

 20代から100歳の大人に送る脳番地の取扱説明書をお届けします。

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┃今日の脳番地トリセツ

 ■■■ 未来思考を高める後回し作戦 ■■■

 昨日開催されましたビジョントレーニングへ
 お越しになった皆様、どうもありがとうございました。

 おかげさまで第1回脳スクールを盛況のうちに
 終えることができました。皆様のご感想をもとに
 なおいっそう満足いただけるよう、スタッフ一同
 努力してまいります。

 さて、早いもので今号のメルマガが2010年の最後の号と
 なりました。前回のメルマガでは
 「もうひとつのビジョントレーニング」と題して、
 来年の目標を途中で挫折しないためにはどうすれば良いかを
 考えました。

 今回はそのような未来に挑む第2弾といたしまして、
 「来年は~をしたい」というビジョンを明確にする
 トレーニングをお送りします。

 ■■■ 「~しななければならない事」は
              本当に自分にとって重要なのか? ■■■

 「~をしたい」という明確な目標があればあるほど、
 その目標が達成しやすいというのは、多くの方が言うことです。
 しかし不透明な未来に向けて明確な目標を立てるのが難しいのも事実。

 そうなると、家庭でも会社でも、「~したい」という目標がないまま、
 すべき仕事を優先順位を決めて実行しているだけの人も多いことでしょう。

 すべき仕事がたまっている人にとって、優先順位を4つに分ける方法も、
 最近話題になっているようで、1つの例としては、仕事の
 “緊急度と重要度”に注目して全体の仕事を分類する方法のようです。
 
 確かに緊急性が高く重要な事柄は分かりやすく、
 「~すべきこと」として脳に認識され、優先順位を上げさせる効果があります。

 仕事の優先順位を決め、「やらなければならないこと」を
 山積みにして1つ1つ終わらせていくことで、
 一種の達成感を味わうことは可能です。

 しかし実は、「~したい」という人生の明確なビジョンと、
 「すべきこと」を実行する達成感は違うことです。

 仕事や家庭の「~でなければならない事」は達成目安にはなっても、
 それは実行しなければならない「作業(タスク)のリスト」でしかなく、
 未来のビジョンである「~したい」という目標ではないということを
 私たちは今一度、認識しておく必要があるようです。

 「~したい」という目標(ビジョン)は、その人本人にとって
 重要ですが、
 「~しなければならない」タスクは、本当にあなたにとって重要なこと
 でしょうか?

 あなたが自分の役割を果たす上で重要なことであっても、
 あなたの脳を活き活きとさせる上ではどうですか?

 あなたの脳を生き生きとさせる秘訣は、
 どうやら以下の“脳のタイプ”と“時間の使い方”にあるようです。

 ■■■ あなたは、ビジョンタイプ? タスクタイプ? ■■■
 
 脳の学校でMRIを、行動の優先順位に関して検討してみると、
 大ざっぱに分けると、
 「ビジョンタイプ」と「タスクタイプ」がいることが
 分かってきました。

 この2つのタイプの違いは、まさに行動の優先順位と
 時間の使い方にあるようです。

 あなたはどちらのタイプなのか、まずチェックしてみましょう。

 *****************************

 あなたは今日から5日間の、帰宅後の時間の使い方を考えます。
 
 A.あなたには大好きなグラフィックデザインの趣味があり、
 将来はグラフィックデザインで一旗あげたいと思っています。
 そこでクリスマスに向けて、家族や友人、お世話になった人宛に
 似顔絵入りのクリスマスカードを作成しよう!と考えました。
 制作期間の見込みは3日。今からワクワクしています。

 B.同じ期間に、あなたは仕事で使うデータの集計作業を
 持ち帰りでやらなくてはなりません。
 単純作業なので、特にストレスがかかる仕事でもなく、
 作業時間の見込みは多く見積もって2日間です。
 
 さて、あなたは、AとB、どちらから先に手をつけますか?

 *****************************

 ◇楽しく、自分本来の力量を発揮できる趣味に先を手をつけた人は、
 ビジョンタイプの脳を持っている可能性が高いでしょう。

 単純作業から手をつける発想そのものがないか、
 発想できたとしても、すぐに着手する気になれないと思います。
 嫌なことを後回しにするという感覚ではなく、
 Aを経たことで、Bも効率よく進むかもしれない、と思って
 あえてBを後回しにする人もいるかもしれません。

 こういう行動傾向が、周りに「締切ギリギリの人」という印象を
 与え、自分なりの理由が言い訳にしか取ってもらえない、という
 悲しい経験をしたこともあるのではないでしょうか。

 しかし自分が本当にやりたいことにかける情熱や時間の使い方が
 できる人で、周りに迷惑をかけない範囲でやれば、
 脳をイキイキさせながら、やるべきタスクも上手くやれるタイプ
 なのかもしれません。
 
 ◇一方、単純作業で1~2日あれば終わってしまう作業なら、
 先に終わらせてしまおう、と考えた人は「タスクタイプ」の
 可能性が高いかもしれません。

 「あれをやらないと・・・」と思っている間は、それが気になって
 好きな趣味にも没頭できないと考え、
 課せられた仕事、時には自分から進んで作った仕事の
 責任とプレッシャーを、
 仕事をきちんと終えることで心が落ち着くと思います。

 周囲からの評価も「きちんとしている人」と思われているでしょう。
 ただ、頼んだ仕事はきちんとやってくれるから、
 1つ終われば、また仕事を頼まれる(あるいは仕事を自分で入れる)
 というサイクルを繰り返しがちなタイプでもあります。

 ここまでは決して悪くないのですが、こういう人は
 趣味のために取っておいた時間を、また次の仕事に
 充てるハメになるということが、自分のビジョンを実行できない
 理由になっていることが多いのです。
 
 作ろうと思ったクリスマスカードも市販で済ませてしまい、
 タスクを繰り返してばかりで、人には感謝されるけど、
 自分が本当にやりたいこと<ビジョン>に、
 いつまでたっても手が届かない脳のタイプなのです。

 ちょっと周りをヤキモキさせるけど、自分のビジョンを優先できる人と、
 自分のビジョンを犠牲にして、タスクを優先してこなしていく人。

 社会の中にはどちらも必要な人材ですが、
 脳が活き活きとさせて、老化しない脳を作るためには
 やはりビジョンの実行が重要です。

 今回は、Bを選んだタスクタイプにお勧めのトレーニングを
 ご紹介します。

 ■■■ すべきことは後回しトレーニング ■■■

 タスクタイプの方は、相手にとって重要と思われる事柄が
 発生すると、自分のやりたいことを後回しにする傾向があります。

 そこで、あえて「すべきこと」にすぐにとりかからず、
 期日ぎりぎりまで待ってから着手するトレーニングをしてみるのは
 いかがでしょうか。

 上述のチェック内容を例にとれば、
 Aの「したいこと」を先に着手するだけのトレーニングです。

 Bの「すべきこと」の時間を少し多めに見積もって安心した上で、
 あえて後回しにすることで、きちんとビジョンと向き合う時間を
 確保する行動の習慣を作り出すことができます。

 待つだけなんてトレーニングといえるの?というご意見も
 あるでしょうが、重要度を的確に判断するステップを踏まえての
 「戦略的待機」ですので、長期的なスパンで物事を判断する力を
 養うのにもつながります。

 何事も早め早めにとりかかるのは良い習慣ではありますが、
 全てを早めにこなすくせができてしまうと、自分のやりたいことが
 いつになってもできないというジレンマに往々にして
 陥ってしまいます。

 そのような習慣が出来てしまうと、自分が達成したい目標を
 立てることをしなくなり、自分がしなくてはいけない目標ばかり
 こなすのが得意となってしまうようです。

 仕事が早く済んで時間ができれば、また次の仕事を入れてしまう・・
 これでは本末転倒です。このような思考方法のままだと
 せっかくの来年の目標を立てることもあまり楽しくないかもしれません。

 ここはひとつ、新年までの残りの10日間に、普段はすぐにとりかかる
 「やらなければいけないこと」の期限をまず考え、後回しに
 できることは後回しにする「トレーニング」をしてみるのは
 いかがでしょうか。

 案外自分の自由時間が増えて驚くかもしれません。
 そのような自由時間が確保できると、自然と「~をやってみよう」という
 チャレンジ精神が湧いてくるでしょう。

 それでは皆様、★★良いお年をお迎えください!★★

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┃脳番地の取扱いキーワード

 『タスク時間を見積もったら後回しして、ビジョンに着手しよう!』

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 2  新コラム 運動系脳番地を育てよう!
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 運動は脳の活力の源!
 老若男女、健康に脳を使い、老化を防ぐには運動が大切です。

 かといって、ジムに通ったり、ジョギングするような
 お金も時間もかかる運動は続かない、
 わかっちゃいるけど出来ないエクササイズ。

 そんなあなたのために、手軽にできる
 “脳とエクササイズ”のお話をお届けします。

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┃今日のエクササイズ

 ■■■ 毎日できる腰痛予防 ■■■

 ヒトは、進化の過程で2本の足で立つことができるようになり、
 腰の周りは、上半身を支える主要な部位になりました。

 腰は上半身の動きを支える、大きな力が必要な部位なのです。
 今や、インターネットで腰痛というキーワードで検索すると、
 1300万をヒットするほどになっています。
 多くの方が、腰が疲れたり、痛めた経験があるのではないでしょうか。

 腰を痛めないためには、トレーニングは非常に有効ですが、
 日々の生活の中で予防できることも非常に多いということを
 知っておくことは、非常に大切なことです。

 すぐに取り組めることは、「両足の膝を少しだけ曲げる」または
 「片足を半歩前出す」ことです。

 そうすることで、腰だけではなく、足も使って
 上半身を支えることができますので、
 腰への負担を分散させて減らすことができるのです。

 ■■■ レッツ、トライ!! ■■■

 洗顔中、食器洗い中など、生活の中で上半身を前に倒す時には、
 「膝を曲げたり、足を半歩出して」 行うように心がけてみましょう!

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 3  Dr.KATOの週刊エピソード
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 「最後から記憶するとドリームカムトゥルー」

 誰しもが夢を実現したいと思うことがあると思います。
 夢を実現した人はどのような考えで行動したのでしょうか?

 夢を実現する方法の本も数多く出版されています。
 しかし、簡単に核心を整理すると

 1)その夢を本気でかなえたいと思っているのか?
 2)本気の夢を実現する手立てがあるのか?

 この2つが最低そろっていないと、
 ドリームカムトゥルーはいつまでもやってこないでしょう。

 本気でなければ、夢は脳に描いたただの餅に過ぎません。
 その脳の中の餅が、目の前に形となって現れること、
 それが、ドリームカムトゥルーです。

 脳の中の餅がうっすらとボケていては本気ではないと
 同じことです。
 ですから、夢は毎日、明確に脳に餅として具体的に描く必要があります。
 具体的な餅ほど、実現する可能性が高まってきます。

 次に、脳に描かれた餅が、目の前に物質として形を現すためには、
 手段が必要です。
 その手段とは、無形の餅が、有形の餅になる機会が必要だという事です。
 いわば、夢実現装置を開発しなければなりません。

 この夢実現装置は、無形を有形にして餅を作る機械です。

 週末、こどもの合唱発表会に出かけました。
 なぜか、合唱発表会なのに、「講談」までスケジュールに入っていました。

 不思議に思いながら、15歳の少年の講談を聞き終えて、
 司会者が「15分以上も話を暗記するのはすごいね。
 どうやって記憶しているの?」と聞くと、
 「冒頭から練習すると後半を忘れて失敗するので、
 いつも最後から最初に向かって練習して記憶していきます。」
 と答えていました。

 なるほど、長い文章を暗記しようとする時、最初と最後は
 比較的記憶しているが、
 途中が記憶から抜けやすいことは心理実験でも証明されています。
 ところが練習を最初からばかりやっていると後半の練習量が少なくなります。

 そこで、この利巧な少年は後ろから練習して確実にしながら
 冒頭までつなげることでもれなく記憶できると言うわけです。

 夢の実現も夢の完成形から逆順していって今までつなげられれば
 もれなく今と夢が繋がる夢実現装置の出来上がりとなります。

 実際に、その少年は5年間ずっとその合唱会で[講談]をやって
 夢を実現していました。
 これからもきっといい夢を実現していくことでしょう。

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 4  お知らせ
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┃成瀬勝博著・医学監修加藤俊徳
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2010年7月20日 (火)

暑さに負けない脳涼会と脳涼法

 暑さの中で、心と頭を涼しくして過ごす方法は無いものでしょうか?

 つまり、具体的にどんなことをしたら「脳涼法」になるのでしょうかという
 質問が寄せられました。

 脳の学校では、「脳涼会」と称して時には、アルコールを口にするのも
 必要ではないかと考えています。

 ただ、つい最近、この「脳涼会」よりもっと大事な「脳涼法」に
 私自身もあらためて気がつかされました。

 普段、どんな人でもいつもお世話になっている人たちが周りにいるはずです。
 お互いに持ちつもたれつやってきて、長年が経ちますと、
 やはり、習慣によって、「感謝」の気持ちが薄れてきます。

 これは、感謝していないわけではなく、
 「初心の感謝を忘れない」という意味で、
 人間関係がマンネリ化する理由は、
 初心の感謝を忘れることではないかと思います。

 初心の感謝が無くなるとお互いに、物事を当然のように運び、
 当然の上に、さらに要求しあいます。
 
 ところが、お互いに誠意一杯にやっているつもりでも、
 更なる要求が上乗せしてくるとお互いの心も頭も涼しいどころが、
 カッカして脳の働きを刺激する場面がでてきます。

 これでは、ストレス蓄積の悪循環になります。

 初心の感謝を忘れるのは、サンドイッチにハムも野菜も
 なにも挟んでない状態のようなものではないでしょうか。

 そこで、まず、お世話になって相手がしてくれたことをもう一度見返して、
 自分の周りから全て、一端取り除いてみてはいかがでしょうか?

 そうすれば、取り除こうにも取り除けない物事も見つかります。
 そして、ついに、心も頭も凍ることになります。
 
 「貴方がしてくれたことがいかに、多大だったかを再確認した。」
 ということになるはずです。

 「初心の感謝を忘れない」
  これが、暑さの中でも人間関係をさらりさらりと涼しくさせてくれる
 「脳涼法」の一つだと思います。

 サンドイッチに挟む大事なものはハムも野菜だけでなく、
 初心の感謝を忘れない心遣いではないでしょうか。

 (「60秒の脳科学 第31号」より抜粋)

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2010年4月 5日 (月)

10年後の脳科学の未来像

無料・脳科学ニュースレターより

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  60 秒 の 脳 科 学
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  ~ 脳 番 地 の ト リ セ ツ(取扱説明書)~           
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┏【第24号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/04/05┓

【1】 今日のトリセツ ~五月病にならない脳の使い方~
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【2】 脳番地の取扱いキーワード
   ──────────────────────────────
【3】 Dr.KATOから無料配布プレゼント:10年後の脳科学の未来像
   ──────────────────────────────
【4】 お知らせ
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 1  今日のトリセツ ~五月病にならない脳の使い方~
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 頭の中で色々な仕事を分担している脳番地は、死ぬまで変化を続けます。
 脳番地が成長する一生を知り、番地ごとの使い方や休ませ方を知れば、
 あなたもきっと、自分の脳番地をもっと有効に活用することができます。

 20代から100歳の大人に送る脳番地の取扱説明書をお届けします。
 

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┃今日の脳番地トリセツ


 ■■■ 五月病を防ぐ脳の使い方とは? ■■■

 4月は新しいことが色々と始まる月です。
 新しい仕事、同僚、環境などで今までとは違った脳の使い方をする月と
 いえるでしょう。
 気分も新たに色々な目標を立てて挑戦したくなります。

 しかし張り切りすぎて5月にはもうバテてしまい、
 やる気が出なくなってしまってはもったいない。

 今回は張り切った気持ちを維持し、ゴールデンウィークを過ぎても
 バテずに脳が働かせるための脳番地の使い方をご紹介します。

 春が来ると、何かと新しい仕事や新しい付き合いが増えます。
 自分は変化がなくても、周りの人事が変化することで、
 身の回りの環境や習慣に適応することが必要な季節です。

 このような時、あなたの脳は今までとは違った脳番地を使っています。
 慣れるのに努力が必要な変化ほど、新しい脳番地の使い方を迫られ、
 今までの慣れたルーチンワークの脳番地の働きに比べて、
 疲れやすくなります。

 そのため、新しいことに慣れようと根詰めていると、
 筋肉と同じように、脳番地が次第に疲れてきてしまいます。

 新しい環境や習慣に慣れるには、確かに脳番地を実際にその環境で使って
 回数を積んで慣れさせることが必要です。

 しかし、時には脳番地を休ませることも、
 脳番地の効率を上げるためには重要なのです。

 私達が昔できなかったことができるようになったときや、
 新しい仕事や環境に適応できる頃には、脳の形に変化が訪れています。
 今まで使ってこなかった脳の枝が、新しい仕事で使われることで
 成長したからです。

 脳の形は10代の頃なら1ヶ月で変わりますが、成人を過ぎると
 もう少しゆっくりとした変化をします。

 ですから、休日返上で脳を酷使するばかりではなく、
 長期的なペース配分を考える必要があります。
 
 脳の成長ペースに合わせ、時には、すべての脳番地の
 隅々まで、十分な酸素を行き渡らせるべく、
 脳全体の息抜き、すなわち、脳がいい呼吸のリズムを
 取り戻すようにすることが必要です。
 
 5月病にやられて途中でコースを外れてしまうよりも、
 “休脳日”を設けて数か月先の仕事に好影響を与えるスタートを切る方が
 トータルでは「いい脳番地の使い方」になるのです。

 4月に持つべき良い脳を育てる長期的なペース配分は、
 この1ヶ月で加速しすぎないことです。
 約2か月~3か月間くらいのスケジュールを念頭に置くことです。
 
 5月か6月までに、徐々に新しい環境に脳を慣らしていくだけで
 十分です。
 そして、この脳慣らしの間に具体的な目標を見つけ出すはどうでしょうか?

 ゴールデンウィークを考慮して2~3ヶ月先まで視野に入れて
 予定を立てることです。
 
 休暇後の仕事の予定を考えておくことで、
 休み明けの気だるさも軽減され前向きに対応できます。
 

 ■■■ 8回のオフを考えることでオンにメリハリをつける ■■■

 ここではひとまず、5月病を防ぐ2か月先のスケジューリングの仕方を説明します。

 8週間の脳の使い方を考える際にまず初めに考えていただきたいのは、
 オフの時間の脳の使い方です。
 ここで言うオフとは、仕事とは関係のない脳の使い方をする時間のことです。

 8週間あれば週末や休日などで、オフ日が8日は訪れるでしょう。
 その8回をどのように活かすかを考えていただきたいので、
 2ヶ月を8週間と言い換えて意識する必要があります。

 たいていの予定表にはオン、つまり仕事に関する予定はしっかりと記入されています。
 しかし、オフの時間の予定はあまりオンの時ほど
 きっちりと記入されていないのではないでしょうか。
 ゴールデンウィークは二つくらい予定を入れていても、あとの休日は漠然としていて
 多くの人があまりカレンダーを埋めようとしてはいません。

 しかし、ワクワクするようなオフの計画を立てることで、
 逆にオンのときに脳が働きます。
 できれば、人と一緒にやるオフの計画も必ず確保してください。
 「予定」というものは本当に不思議な力を持っていて、
 予定があるところまでは、脳はそこに照準を当てて活動できるのです。

 Dr.KATOと対談した90歳でお元気な吉沢久子さん(生活評論家)の脳が若かったのは、
 まさに休みの日でも漫然と過ごすのではなく、きちんと予定を立てて過ごすという
 長生きの秘訣から来ていると言えます。

 逆に外出や活動の予定がなくなると、特に定年後は、
 一気に老けて、脳の活動性も落ち、忘れっぽくなってしまいます。

 この脳の法則は、5月病対策としては、もってこいの方法です。
 5月後半や、6月の予定を立てておくことで、脳のバテを防げるのです。
 しかし、この場合の予定は、仕事の予定であっても、ワクワクするように
 たてておかなければなりません。
 
 この法則は、一日の中でも同じことが言えます。
 出社して3時間以上たち、集中力がきれてきたころにお昼休憩の時間が近づきます。
 仕事との兼ね合いを考えて何時にお昼休憩をとろうかと考えると、
 それまで落ちかけていた能率がまた上がってくるのが実感できると思います。
 オフの時間というちょっとした未来を見据えると、現在のオンの時間が活きるのです。

 新しい仕事や環境に早く慣れるために上手に脳を使って育てたい方には是非、
 オフの時間の脳の使い方を予定を考えてください。
 そして、まずはむこう2ヶ月、最低8回のオフの使い方を決めてみることをお勧めします。

 ■■■ 「オフ×脳番地」のススメ ■■■

 今週末の予定なら考えられるけど、あと7回もどうしたら良いかわからないという方には
 1回のオフに1つの脳番地に関連した楽しみを用意することをお勧めします。

 来週は感情系脳番地、再来週は運動系脳番地を使ったオフの日というように
 使う脳番地を一つだけ決めておくのです。
 是非手帳を開いてみて、8つの脳番地を振り分けてみてください。
 その番地を使う時間を決めることで、その日は他の脳番地を休ませることができ、
 脳の使い方にオンとオフのメリハリがつきます。

 8つの脳番地とそのオフの活動例は以下の通りです。

 思考系・・・部屋の模様替えをする、小説や詩を書く
 感情系・・・親友に会う、景色のいいところに散歩に行く
 伝達系・・・ブログを更新する、カラオケに行く
 理解系・・・洋画を見る、いつもとは違う本を読む、旅行に行く
 運動系・・・自転車に乗る、長時間の買い物に行く、知らない駅で下りて散歩する
 聴覚系・・・コンサートに行く、親に電話をする、楽器を始めてみる
 視覚系・・・スポーツ観戦に行く、美術館に行く、部屋に飾るものを創る
 記憶系・・・旅行計画を綿密に立てる、昔行ったところへ行く

 もちろん、上記の予定以外にも、楽しんで脳番地を使うことなら何でもOKです。
 ゆっくりと楽しみながらオフの脳の使い方を考えてみてください。

 ◎オフの活動実例は、Dr.KATOの新刊
  アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書 加藤俊徳著(あさ出版)にも

  66の実例課題が収録されています。

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┃2 脳番地の取扱いキーワード

 『長期的なオフの予定を立てれば、脳がイキイキはたらく!』


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 3  Dr.KATOから無料配布プレゼント:10年後の脳科学の未来像
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 Dr.Katoが予測した10年後の脳科学の未来像に関する記事が
 Rad Fan2010年4月号に「二〇二〇年社会が求める脳画像診断への道」
 として掲載されました。

 小見出し
  二十世紀の残像
  二十一世紀らしさの芽生え
  二〇二〇年脳から能力を測定する装置の誕生

 20世紀最後の年、米国に在住し、21世紀の未来の脳科学にとって
 不可欠なMRIとCOEへの道を手にするまでのエピソードが
 綴られています。

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   件名:無料PDF希望
   本文:Rad Fan2010年4月号

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 4  お知らせ
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 ┃Dr.KATO監修『天才児を育てる 魔法のあそび
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2010年3月18日 (木)

私たちの未来のための同窓会

------もうすぐ長岡中学・長岡高校 東京同窓会-------

そういえば、卒業して以来、
担任のY先生と30年来話していないような気がします。

20歳の頃、神田の神保町でY先生が出版した詩集を買って
その詩集の中に「鴉」というタイトルがあって、
読み始め、えらく難しいと思った記憶があります。

ちなみに、国語の成績と英語の成績はひどかった。

ようやく今は、本も書けるようになった。
学会発表も英語でアドリブスピーチが出来るようになったが、
一向に誤字脱字は直らない。

やっぱり、成績が上がらなかったのは当然だったかもしれない。

この30年間の歳月は、いろいろなことを教えてくれました。

同窓生のおかげで、一昨日、同じクラスのAさんの母は、
私の実家のお寺の出だったことが分かりました。

東京に来て、在校時代には一度も話したことがなかった
I君とH君と今頻繁に話しているのが不思議でたまらない。

当然かもしれない。
450人で10クラスあれば、よほどでないと高校3年間で全員交流するなど
とても難しい。

先輩には、山本五十六、堀口大學、半藤一利、櫻井よしこの名前が連なる。
来月、新たなエピソード、新事実に出会えると思うとワクワクする。
期待しよう。

私たちの未来のために。
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2009年7月16日 (木)

脳番地日記で「もっと脳を自由に使おう」

--------------脳番地日記で「もっと脳を自由に使おう」----------

脳はこの1冊で鍛えなさい 脳はこの1冊で鍛えない」(致知出版)の172ページに、

もっと脳を自由に使おう」について書いています。

                                    

ちょっと気持ちを変えたり、いままでの自分のやり方を見直すことで、

ずいぶんと自由に脳が動くようになるものです。

   

今のままの自分で、充分に満足している人でも、

以外にもっと脳は、自由を求めているのではないでしょうか。

 

脳番地日記で、自分の脳の使い方を日常生活から見直して、

新しい自由時間を自分の脳のために確保することが出来ます。

 

気疲れしている窮屈な日常や疲労感のたまりすぎな脳には、

伸び伸びゆったりな働きを回復させましょう。

「脳番地日記」の活用は多忙な日常でも簡単に実践することが出来ます。

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脳番地日記の購入と解析サービス実施

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2009年6月 9日 (火)

脳はこの1冊で鍛えなさい-「脳番地日記」無料ダウンロード-

---------「脳はこの1冊で鍛えなさい」加藤俊徳-------

  序章 究極の脳トレ「脳番地日記」
 第1章 脳番地日記とは何か
 第2章 思い通りに脳を鍛えれば、なりたい自分になれる
 第3章 一万人の脳を見てきて得た結論
 第4章 効率よく脳を鍛える五つの習慣
 第5章 [実践]脳番地日記のつけ方

致知出版より発売中!

本書では、「脳番地日記」という今までとは異なった
まったく新しい脳開発メソッドによる、
画期的な脳の鍛え方を提案しています。

「脳はこの1冊で鍛えなさい」の発売を記念して、

脳番地日記をPDFにて無料公開しています。

-「脳番地日記」無料ダウンロード-

◆脳番地日記の最新版と脳科学解析は、

脳の学校のサイトより受け付けております。

◎「日記の書き方はもう知っているし、毎日、ブログも書いています。」という

人にも、是非、お勧めです。脳番地日記を知ることで、通常の日記やブログの書き方を

すこし工夫し、もっと有効な脳番地の使い方ができるようになります。

Photo

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2009年4月14日 (火)

日記を活用した脳番地トレーニング「脳番地日記」

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 1  今日のお薦め
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 「脳の本がありすぎて、どれを読んだらいいのか分からない」
 「○○脳って、最近よく聞くけど、そもそも本当なの?」
 皆様からお寄せいただく、そんな疑問にお答えします。

 話題の脳グッズや新著のご紹介や、名著と言われる書籍のご紹介に加え、
 Dr.KATOからのコメントを掲載いたします。

 本当の「脳」サイエンスの視点から、
 皆様の生活に役立つ情報を、社会から抽出することを目指します。
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              今日のお薦め
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             脳番地を鍛える
         ~第6章 脳番地トレーニング~
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           著者:加藤俊徳
           発行:角川SSC新書(2008年)
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 毎日暖かい日が続き、東京では桜が散り始めました。
 今年も新たな気分でスタートしたいあなたへ、
 Dr.KATOの本で紹介されている脳番地トレーニングの
 誰でもできる具体的なトレーニング方法についてお教えします。

 
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┃脳に効くポイント
 
 以前にも紹介したDr.KATOの著書「脳番地を鍛える」は、
 第1章から第5章まで脳番地とは何か、そしてどうやって育てるかという
 内容が渾身のタッチで記されています。
 
 しかし実際に反響が多かったのは、
 第6章の「脳番地トレーニング」について。

 ここにはトレーニングの意味や、基本ルールが書いてあり、
 最後に13の具体例がのっています。

 その中で、最も多くの人が興味と恐怖を持っている「記憶」の
 項目について、具体的な実践方法と、そのサポートサービスを
 本日から開始しましたのでご紹介します。

 本書によれば、「記憶」は多くの機能ルートを持っていて、
 思いだし方ひとつにしても、強化される脳番地が違います。

 その中でも、特に私たちの多くが年を取って衰えてしまう能力が
 「プランして、結果を振り返る」ということにまつわる記憶力です。

 記憶と言うと、多くの人は学生時代にやったような暗記を思い浮かべます。
 ものが覚えられなくなったり、パッと知っていることを思い出せないと
 「記憶力が落ちた」と思う人が多いようです。
 
 しかし実際には、50代以降で単語帳を丸暗記する必要はなく、
 記憶力の低下というのは、
 覚える・思い出すという単純な場面で困るというより、
 日常生活の活動性を落としてしまうということにあります。

 日常の活動性が落ちると、一気に脳全体の活動性が低下します。
 その状態が慢性化すれば、当然、ボケにつながっていきます。

 記憶力の低下が、どうして日常の活動性に関わるのか?
 そして、その記憶力を一段とアップさせる方法をDr.KATOがご紹介します。


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┃Dr.KATOに聞く!

 私がおすすめする「大人のための」記憶力アップ法の1つは
 「脳番地日記」を書くことです。

 記憶力というのは、年をとればとるほど、
 行動の精度に影響してくると私は考えています。

 40歳を過ぎると、
 記憶のために記憶するという行為よりも、
 何か実現したり、成し遂げるための行動を支える記憶というのが
 重要です。

 そして社会や自然などの世の中の事象と、
 自分の行為の連続性やストーリーを
 つじつまが合うようにすることが、
 社会の中で生き、成功する秘訣でしょう。

 社会の中で生きている人は、たとえ80歳や90歳を過ぎても
 元気でピンピンしています。

 量子力学は物理の1つですが、
 私は「漁師力学」が記憶力をアップさせる方法だと信じています。

 漁師は前日に網をかけて、翌日、その網を引き揚げます。
 そしてその網に、獲物がどれだけかかったか目の当たりにします。

 この行為はまさに「仮説と実証」であり、サイエンスです。
 そして、これを毎日毎日繰り返すのが、
 高齢になっても元気な漁師さんの秘訣に違いありません。

 つまり、海という大自然と、網をかける自分の行為に
 つじつまが合えば大漁、あわなければ収入を得られないことになります。

 毎日状況が変わる中で、
 「イワシを1トン収穫したい」という未来の目標のプランニングと、
 「あの時はこうだった」「この場所はどうだった」という過去の経験の
 参照には、非常に記憶が作用するのです。

 そこで、この漁師の体験を、漁師でなくても体験できる工夫をしたのが
 私がお勧めする最先端脳科学を駆使して開発した「脳番地日記」です。
 
 ポイントは、
 「目標に基づいて前日に計画を立てて、翌日実行する」だけでOKです。
 これを日記につけることで、さらに脳番地が強化されるのです。

 それだけ?と思うかもしれませんが、
 私たちの生活の中で、目標を遂げるための計画と検証を
 どれだけできているでしょうか?

 私のところにくる質問で、もっとも多いのが
 「脳を鍛えるために、何をすればいいですか?」というものですが、
 私は迷わず日記をつけなさい、と言います。

 普段日記をつけている人でも、つけていない人でも
 「漁師力学」の観点から日記を見直してみてください。
 
 もしも自分でやるのは不安、という人がいるなら、
 脳の学校が「脳番地日記」をサポートしています。

 私が監修した日記帳に沿って、1日15分程度、記入するだけで
 2週間ほどの脳番地日記のトライアルをしてみてください。

 もし脳の学校に送り返してくれれば、
 日記を分析して、あなたの脳番地の活動分析と、
 トレーニングのアドバイスを行っています。

 ぜひ、日常生活で「漁師力学」を体得してください。

 ●日記を活用した脳番地トレーニング「脳番地日記
 http://www.nonogakko.com/indiv/diary.html

Nikki2

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2008年12月 4日 (木)

カフェ勉で脳番地が冴える

--------------脳番地本の追記--------------------

日々、脳を酷使している人たちに、脳番地に関する知見から、
脳番地を使いこなす術と休ませる術を知ってもらいたいと考えて、
11月は、2冊の脳番地本を出版しました。

脳番地を鍛える―潜在能力を引き出すトレーニング (角川SSC新書)            では、従来の脳トレの限界を脳科学からもう一度見直しました。

脳トレの限界とは、脳とこころ、脳科学と心理学との違いを
理解していないところから派生しています。
こころを扱う学問と、脳を扱う学問はちょっと、流儀が違うのです。

その流儀の違いは、一言で、
「脳番地トレーニング」という言葉で表すことができます。

形のないこころと、形ある脳を取り扱うために
「脳番地」という言葉を良く理解してほしいと思います。

日本実業出版社 「脳番地」を強くする では、
脳番地を使いこなす実践的な実例と脳番地を癒して、
休息させる方法に主眼をおいています。

脳が冴え渡るためには、脳を上手に休める必要があります。
その秘訣を書きました。

その1つの方法が「カフェ勉」の方法です。
頭が冴え渡るカフェの選び方やカフェの利用の仕方を書いています。

カフェで勉強したことがある人でもない人でも、
日頃の仕事や勉強の効率をさらにグレードアップするために
是非、ご参考にしてください。

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2008年3月31日 (月)

タヌキ、我が家に棲む

------------------自然環境情報----------------------------

毎年3月末の楽しみは、山歩きです。
新潟の実家から裏山にでて、お目当ての場所まで、
自然の風景を楽しみながらゆっくり歩いていきます。

見慣れた田舎の風景も毎年見ていると少しずつ違っています。
既に、40年以上同じ風景を見ているのに、
今年は、出発直後から驚きでした。

最初の驚きは、家の裏にある金柑の実り具合を見に行くと、
なにやらガザガザと動く動物が家の縁の下に入っていくのです。
犬にしてはすばやい身のこなし。

そもそも、犬はこんなにすばやく縁の下に入り込めるのか?
そこで、じっと観察していると隙間から顔をのぞかせたのは、
ホンドタヌキでした。

ここ数年、頻繁に見かけるようになったと
近所の人たちが口々にいっていたのですが、

まさか、我が家の縁の下を棲家にしているとは
家人たちも想像していませんでした。

次のエピソードは、家の前には、親戚の畑があり、

その畑の外れに見える木が、
梅か?桜か?と近寄ってみると、どこかで見たような枝ぶりの
梅の木が花を咲かせていました。

梅の枝ぶりは、20年以上も前に、祖父が家の中で
大事に手入れをしていた寒梅の形をしています。

その高さ30センチメートルほどの梅の木が、
そのまま成長し立派な枝ぶりとなり、
今では2メートルほどの高さになっているのです。

良く見れは、一昨年なくなった祖父が風避けに使ったと思われる
魚網が梅の根本に残っていました。

記憶とは不思議なもので、梅の木の枝ぶりから、
20年以上前の面影を発見するなり、その頃の
家でのやり取りが思い出されます。

脳の枝ぶりと記憶の関係を、梅の枝ぶりを介して
垣間見た瞬間でした。

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Photo

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