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2013年12月26日 (木)

ベクトル法fNIRSを使った全く新しい脳活動の指標

Frontiers in Human Neuroscienceというオープンアクセスの科学誌に、
脳計測と高度道路交通システム(ITS)の論文がもう一本掲載されました。

この論文は、車の運転で、加速するときよりも、減速するときに、前頭葉をもっと使う

ことを、実際に高速走路の運転中の脳画像計測で証明した論文です。
 
ブレーキをかけるタイミングをしっかりコントロールすることは、前頭葉を使います!

この論文では、ベクトル法fNIRSを使って全く新しい脳活動の指標を用いています。
脳活動を画像化する従来の技術より、さらすすんだ脳活動の分析ができるように成りました。
しかも、人間がダイナミックに活動している最中にできます。
 
この技術は、私がこよなく愛しているMRIを使った方法では不可能に近いので、
ベクトル法fNIRSによる人間の動的な脳活動計測はさらに発展すると思います。

少なくとも、高度道路交通システム(ITS)の分野で脳科学を適応とする場合
ベクトル法fNIRSは、不可欠になっています。
このBrain ITS (ビッツ)の分野が発展することで、少しでも脳科学が人びとの暮らしに
貢献できると信じます。

http://www.frontiersin.org/Journal/10.3389/fnhum.2013.00895/full

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Citation:

Yoshino K, Oka N, Yamamoto K, Takahashi H and Kato T (2013)
Correlation of prefrontal cortical activation with changing vehicle speeds
in actual driving: a vector-based functional near-infrared spectroscopy study.
Front. Hum. Neurosci. 7:895. doi: 10.3389/fnhum.2013.00895

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