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2013年12月18日 (水)

イキイキ生活する超高齢者に学ぶ-孤独感を軽くする方法-

  2020年東京オリンピックが開催される年、
 日本の高齢化率は30%になる予測です。
 
  先進諸国は、そのときまだ10%代である事を考えれば、
 日本の高齢化は、他国の追随を許さない国家事情です。
 75歳以上の人口が20%を越える時、
 高齢者層だけに、集中的にサポートするシステムは、
 当然、考えられません。
 
  その一方で、高齢者の日々の生活でもっとも味わう感情は
 「孤独感」だと言います。
 誰しも、年令を問わず、孤独感を感じたことがあるに違いありません。
 
 この孤独感の克服こそが、超高齢者になっても
 イキイキ生活する秘訣に繋がっていると考えています。
 
  65歳で夫を亡くして、1度、孤独感を味わった吉沢久子さんは、
 現在95歳です。 このまま、ずっと衰えて人生が終わるのかと
 脳裡に浮かんだこともあったそうです。
 しかし、その後、老いを楽しみ、ますますイキイキと生活しておられます。
 先日、久しぶりに電話越しにお声を聞いたところ、
 弾むような声でした。
 
 Dr.Katoの両親はまだ、80歳近くですが、吉沢久子さんと同様に、
 90歳を越えてもイキイキと過ごしてほしいと思っています。
 孤独感は、脳番地活動の空白によって起こる仮説できます。
 
 
  3年前に吉沢さんの脳のMRIを鑑定させて頂きましたが、
 再びお会いすることが楽しみです。

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