イキイキ生活する超高齢者に学ぶ-孤独感を軽くする方法-
2020年東京オリンピックが開催される年、
日本の高齢化率は30%になる予測です。
先進諸国は、そのときまだ10%代である事を考えれば、
日本の高齢化は、他国の追随を許さない国家事情です。
75歳以上の人口が20%を越える時、
高齢者層だけに、集中的にサポートするシステムは、
当然、考えられません。
その一方で、高齢者の日々の生活でもっとも味わう感情は
「孤独感」だと言います。
誰しも、年令を問わず、孤独感を感じたことがあるに違いありません。
この孤独感の克服こそが、超高齢者になっても
イキイキ生活する秘訣に繋がっていると考えています。
65歳で夫を亡くして、1度、孤独感を味わった吉沢久子さんは、
現在95歳です。 このまま、ずっと衰えて人生が終わるのかと
脳裡に浮かんだこともあったそうです。
しかし、その後、老いを楽しみ、ますますイキイキと生活しておられます。
先日、久しぶりに電話越しにお声を聞いたところ、
弾むような声でした。
Dr.Katoの両親はまだ、80歳近くですが、吉沢久子さんと同様に、
90歳を越えてもイキイキと過ごしてほしいと思っています。
孤独感は、脳番地活動の空白によって起こる仮説できます。
3年前に吉沢さんの脳のMRIを鑑定させて頂きましたが、
再びお会いすることが楽しみです。
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