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2012年8月 8日 (水)

原子力という高度な科学を商売にする矛盾と大惨事

Dr.Katoの実家は、1996年、住民運動によって阻止した巻原発まで
 数キロメートルのところに位置している。
 すなわち、柏崎原発からも数十キロメートルの位置である。

 他界した漁師の祖父と巻原発付近の海まで船でよく行った。

 そのために、原子力発電には、人ごとではなく、随分前から注目してきた。

 しかし、
 「電力会社は、明確におかしい」という事実を目の当たりにしたり
 実際にそのような考えを持ったことはなかった。

 ところが、
 「原発事故は津波以前に起きていた。」という国会事故調報告の
  調査・検証事実に基づくと、東電は大変な組織であることになる。

 なぜ大変なのか、科学的に論証できる。

 まず、電力会社は、
 原子力という高度な科学を商売にしている会社なのである。

 高度な科学とは、何か? 
 高度な科学ほど、嘘の確率がどんどん低くなることを意味している。

 ニュートン力学、宇宙物理学、素粒子学、・・・
               みな高度な確率論の上に成り立っている。

 ところが、人を小馬鹿にするのもいい加減に!と思われるほど、
 東電は「津波によって、原子力事故が起きた。」と信じているのである。

 これは、事実のねじ曲げである。
 
 この事実のねじ曲がりが事実だとすると、東電は大変な組織なのである。
 嘘をつくために必死になる。

 ところが、科学者が必死になっても答えは決まっている。
 サイエンスの世界は、故意な嘘があってはならない。

 原子力という高度な科学を商売にしている会社は、
 やはり、故意な嘘があってはならない。

 科学の世界では、サイエンスを商売にできる人格を厳しく追及される。
 会社であれば、サイエンスを商売にできる法人格を厳しく追及される。

 一連の出来事は、日本人のサイエンスが、未熟なことを示している。
 事実は変わらないのに、人が介在して事実がねじ曲がる、
 これが「人災」なのである。

 日本という国家を強固なものにしようとするならば、
 この程度の嘘は、つくべきではないのである。

 未曽有の大惨事が、
 「人災」によってより巨大化しているのではないだろうか。
 いまも、それが継続していると思うと眠れない。

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