脳相診断でわかる“生涯元気”の脳ハウ10ヶ条
平成20年の日本人の平均寿命は、男性が79.6歳 、女性が86.4歳です。
人間が生きられる時間は、死亡年齢の統計が取られるようになってから
私たちの命の長さを計る目安として認識されます。
平均寿命から考えると、「人生80年」は決して夢ではありません。
80年間の月日を簡単に頭の中で想像することはできませんが、
それでも80年を目指すために、お手本となる高齢者の方々は
たくさんいらっしゃいます。
では、みなさんは、どんな80年を過ごしたいと思いますか?
例えば、80歳までの人生を仮定した場合、
息を引き取るその前日まで元気に動き回っているのがいいか、
最期の10年間を病院のベッドの上で過ごすのがいいか、
考えてみてください。
80年の時間が与えられているなら、
79年364日を健康で過ごすか、
70年を健康で過ごすか?という選択です。
もちろん、多くの人が前者を選ぶはずです。
そして、それは生きている年月だけでなく、
「健康寿命」が長いことを願っているということの現れです。
健康寿命とは、その名の通り「健康の寿命」。
80年の命でも、健康に生きている期間が70年なら、健康寿命は70年。
80年の命で、健康に80年生きたなら、健康寿命は80年。
最新医療によって、私たちは簡単には死ねなくなりました。
それと同時に、ベッドに横たわる期間を長くするか、短くするかは、
私たちの30~70代の過ごし方によって決まるのです。
Dr.KATOが信頼を寄せる遠藤明医師は、かかった病気を治すだけでなく、
「健康寿命」を延ばすための診療を行っていらっしゃいます。
体の健康寿命を延ばすノウハウは確かにあるようです。
■■■ 脳の健康寿命を100歳まで保つ ■■■
体にはたくさんの臓器や器官がありますが、
脳の寿命と比べると、骨や筋肉などの方が寿命が短いと言われています。
ですから50代を過ぎると、どうも足腰が痛んできたり、
筋力が低下してきたりします。
これはある意味で、時間に逆らえない老化現象であるとも言えます。
しかし、若いころのように100mを走り抜けることができなくても、
頭の回転は、むしろ若者よりも含蓄があって、キレのある働きを
している高齢者はたくさんいます。
脳は100年たっても、細胞を使い切ることができないと言われています。
生まれた時からほとんど使っていない赤ちゃんのような細胞が
高齢者の脳の中にも眠っているのです。
Dr.KATOが前から主張しているように、思考系脳番地の旬は50代以降。
若い人にはない経験の蓄積によって、幅広く柔軟な思考ができるようになります。
そのような意味で、多少、物忘れが増えたからと言って悲観せず、
思考系脳番地を深めるような活動を増やした方が、
脳の健康寿命を延ばす取り組みになります。
脳の健康を増進する日々の過ごし方の工夫や心構えはこれだけではありません。
Dr.KATOにはまだまだ、50代以上の人に伝えたいことが山ほどあります。
そこでこの度、Dr.KATOの新著「100歳まで成長する 脳の鍛え方 」(主婦の友社)という
本が11月に出版されます。
そしてこの本の内容をまとめた、「脳相診断でわかる“生涯元気”の脳ハウ10ヶ条」
の講演を、12月11日の「脳の健康医療セミナー」で行います。
■■■ Dr.KATOの新著『100歳まで成長する 脳の鍛え方 』 ■■■
「脳の形」は一人一人違い、そして自分の意思で変えることができます。
意外と知られていませんが、脳は、若い頃だけ成長するものではなく、
100歳までは形が変わるということから、いくつになっても、
定年になった後でも進化していくものです。
実は、中高年こそが脳の成長と個性が一番輝く時期。
本書は、あなたがこれまでに知っている脳の常識を打ち破る、
脳についてのまったく新しいアプローチを試みています。
脳のしくみ、老化する脳、老化しない脳、100歳まで脳を成長させる秘訣などを解説。
さらに、疲れやすくなった、何もやる気が起きなくなった、物忘れが激しくなった
などの老化による悩みの症状別トレーニング法を分かりやすく紹介しています。
誰もがすぐに実践できるノウハウが満載です。
いつまでもイキイキと、そして自らの力で、脳を変えていくことができ、
これからの人生にさまざまな可能性をもたらしてくれる一冊です。
――参考――――――――――――――――――――――――――――
※この内容は、12月11日に行われる
「脳の健康医療セミナー2011」の下記の講演で紹介されます。
V.脳の成長を見る脳画像MRI
演題:脳相診断でわかる“生涯元気”の脳ハウ10ヶ条
~100歳まで成長する 脳の鍛え方~
講演:加藤俊徳(脳の学校代表)
ぜひ貴重な講演を生でお聞きください!
http://www.nonogakko.com/research/brf2011.html
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