脳の活性化を正しく診断する人、しない人
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脳スクールタイムズ ~60秒の脳科学~
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THE NOUSCHOOL TIMES
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┏【号外】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2011/09/27┓
【1】 今日の特集 ~脳の活性化の正しい診断と新しい応用~
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【2】 Dr.KATOの週刊エピソード
「脳の活性化を正しく診断する人、しない人」
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┃1┃ 今日の特集 ~脳の活性化の正しい診断と新しい応用~
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■■■ 脳の活性化とは? ■■■
本日の号外は、色々な場所で目にしたり、耳にする言葉になった、
「脳の活性化」についてお届けします。
数年前からの脳ブーム以来、 「仕事がもっとできるようになりたい」、
「心身をいつまでも若く保ちたい」などの目的で、脳を活性化させると言われる
ゲーム機からパズル、体操、などに取り組んだ方は多いのではないでしょうか。
その効果は、いかがでしたか?
私たちの普段の生活では、効果、効能を自分の感覚に委ねるしかありませんが、
新しいことを始めるきっかけになり、一時的に気持ちが充実したり、
仕事がはかどったりした感覚が得られたかもしれません。
しかし、医療や発達障害の支援など、確実な結果が求められる
場面ではどうでしょうか?
脳の活性化の有無によって、治療や支援の仕方が異なるとしたら、
本当に脳が活性化したことを判断できる技術がとても大切になってきます。
そこで脳の学校の独自技術であるCOEの出番です。
脳機能計測の原理を根本から見直し、
脳の血流ではなく、脳が酸素を消費することに注目した結果、
従来の計測法が誤診してきた脳の活性化を正しく診断できるようになりました。
脳から科学的な証拠が集められるようになった今、
多くの分野で脳の活性化は取り上げられ、応用され始めています。
例として、今まで脳とのつながりが未解明だった歯科医療の分野です。
口腔と歯が与える脳への影響が、脳の活性化を計測することで
解明されつつあります。
これによって従来の歯医者さんの役割が虫歯の治療にとどまらず、
脳の健康を促進する役割まで担う可能性が見えてきました。
12月11日(日)の脳の健康医療セミナーでは、多くの分野で脳を活用できるよう
脳の活性化を正しく判断する方法に加え、新しい使い方を初公開致します。
今年は、後にCOE(シーオーイー)へと発展する革新的な脳機能計測が
初めて行われて20年目にあたります。
その節目として、脳の健康医療セミナーでは
当時の脳科学のブレイクスルーとその後の発展についてお伝えします。
他にも、脳を成長させる医療分野で注目が集まる「MRI脳相診断法」を使った、
生涯いきいきと過ごすためのヒントをお届け致します。
盛りだくさんのセミナーとなっておりますので、
是非ホームページをご覧ください。
【HP】http://www.nonogakko.com/research/brf2011.html
■■■■■■■ 脳を成長させる21世紀の新しい医療 ■■■■■■■
脳の健康医療セミナー2011
脳機能NIRS誕生20周年記念
脳が成長する医療のための『脳の活性化の診断と応用』
●日付:2011年12月11日(日) 10:00~17:00
●会場:東京「アルカディア市ヶ谷」
●プログラム
(1)脳機能NIRS誕生20周年記念講演
(2)脳の活性化の正しい捉え方と新しい活用法
初公開 酸素で捉える脳機能イメージング(COE)
(3)口腔から脳の健康を支える
歯科医療のエビデンス~呼吸と脳育~
(4)海馬が引き起こす発達障害
おとなの発達障害、子どもの発達障害
(5)脳の成長を見る脳画像MRI
脳相診断でわかる“生涯元気”の脳ハウ10ヶ条
【詳細】http://www.nonogakko.com/research/brf2011.html
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※セミナーの前提知識を得たい方は、脳科学講座がお勧めです。
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┃2┃Dr.KATOの週刊エピソード「脳の活性化を正しく診断する人、しない人」
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1991年の夏、私は、世界中の誰よりも先に、人間の脳の活性化が
起こった時に、脳血流中のヘモグロビンがどのような変化をするかを初めて
観察しました。
今もって再体験できない人生1度の衝撃でした。
「非常にわくわくしました。」
人類が知らないことを最初に知ってしまった発見の喜びと、
生みの責任感が混合した気持ちになりました。
あれから、20年が経ちました。
わたしが見いだした脳の活性化の指標を使ってNIRS装置や医療の診断が
行われるようになりました。
しかし、現在、世界中の多くの人たちが応用している
脳血流中のヘモグロビン変化を使った「脳の活性化の診断法」は、未完成でした。
すでに日本では医療として応用されています。
もちろん、脳機能NIRSの最初の発見は、旧厚生省直轄機関(現厚生労働省)
国立精神神経センターで起こったのですから、
日本の国家プロジェクトの力量の一つかもしれません。
しかし、私は、脳科学にブレイクスルーを与えた自分自身のアイデアと発見を通じて、
この20年間「脳の活性化を正しく診断する人、しない人」を
目の当たりにしてきました。
1991年の夏に歓喜の中に感じた「生みの責任感はこのことだったろうか」
と自問自答してきました。
わたしの生みの責任感はこの20年間で一層ふくれあがって来ました。
しかし、「脳機能NIRSを使った脳の活性化の診断法とその正しい生理的解釈」は、
今、ここに完成しました。
これから、さらに深まることはあっても、
脳機能NIRSを使って正しく脳の活性化を診断できるようになりました。
同時に、脳血流を使ってきたfMRIやPETによる脳の活性化の診断には、
多くの誤診が含まれていることも明らかになりました。
2011年12月11日(日)の「脳の活性化の診断と応用」のセミナーで、
このことを初公開し、生みの責任感を新しい医療の未来に変える努力に邁進致します。
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