魔法使いの脳ビジョントレーニング
公開された映画「ハリーポッターと死の秘宝 PartI」を見ました。
2時間以上の長編にもかかわらず、子どもたちを惹きつけるに
十分すぎる内容でした。
10年にわたるシリーズで、、
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人の役者が成長する姿を見比べるのも
一つの楽しみです。
脳科学医の立場からもこのようなファンタジー映画が世に普及するのは
賛成です。
その理由は、人の脳番地力には、「形あるものを見る力」と
「形のないものを見る力」の2つが別々に存在しているからです。
「形あるものを見る力」とは実際に物理的な形状として存在しているものです。
この形あるのを見る力は、現代人に益々衰えつつある能力です。
文字に書かれた文章なら見えて読めても、自分の周囲の環境の移り変わりや
四季の変化を気にする時間が減り、「形あるものを見る力」が
落ちています。
一方、「形のないものを見る力」とは、目の前のコップを手で隠した時、
目の前のコップは形あるものとして見えなくなります。
ところがさっきまで形があると記憶していたので、
目の前から消えても、そこに同じコップがあると思い込むのです。
これを巧妙に利用したものが手品です。
手で隠したコップの色が白から黒に変わっていれば、
いつも間に魔法を使ったのか?と不思議になります。
「形のないものを見る力」は、分かりやすい例が、磁力です。
砂鉄を紙に載せ、裏から磁石を当てると磁線が形成されます。
磁石は、砂鉄を乗せなくても磁力を形成しています。
この磁力は砂鉄を載せていないとき見えていません。
「形のないものを見る力」は、まだまだあります。
「政治家は、自民も、民主も、政党によらず、当てにならない」
それが、今の庶民の気持ちではないでしょうか?
これからの日本の政治、まったくお先が見えません。
見えている政治家がいるのでしょうか?
あるいは、見えさせる脳番地を持った人はいるのでしょうか?
日本国家を養う偉大な政治家を育ててこなかった国民のつけが
今、重くのしかかっています。
国民第一といって、票を集めて、それが第1ではなかった時の
反動はいかばかりかです。
自民も長い政権与党で1年や2年では変えがたい箱物政治、
官僚のポジションありきの政治をやってきた歪が
良く分かったのではないかと思います。
「政治とカネ」のフレーズに意味はありません。
本来「官僚とカネ」が問題だったはずですが、
巧妙な政治操作で「官僚とカネ」が「政治とカネ」のフレーズに
置き換わり、箱物の抵抗勢力はしてやったりだと思います。
自民が本来作ったものは箱物の抵抗政治勢力といえるかも知れません。
この自民自身が箱物の抵抗政治勢力をいかんともしがたく
民主に引き継いだはずでしたが、結果は同じでした。
いずれにしても、この1年ではっきりと国民の前に事実が出され、
「形あるものを見る力」で何が本質かわかったのではないでしょうか
現代人は「形のないものを見る力」は、「形あるものを見る力」より
もっと衰えています。
「形のないものを見る力」がなければ、日本もよくならないことが
明らかです。
では、脳科学は魔法をどうみたらいいのでしょうか?
わたしは、魔法も脳の力の一つだと信じています。
「形あるものを見る力」と「形のないものを見る力」を
生み出す脳番地をそれぞれ成長させることで、
魔法は養われるでしょう。
「形のないものを見る力」が人の脳番地に眠っているからこそ
ハリーポッターの映画は、この世界に受け入れられていると
思います。
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読む、書く、運動能力、それぞれの能力に
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