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2009年11月21日 (土)

MRI分析でわかった東大脳になる勉強習慣

 ■■■ 東大のイメージ ■■■
 
 「東大生」「東大卒」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

 この日本では、90%以上の人が間違いなく「頭がいい」と思うはずです。

 東大生でなくとも「東大受験を考えた」だけでも、
 まったく別世界のことのように思います。

 会社やクラスで出会った「東大」に関連する人たちは、
  「学業成績で成功体験をもつ」何だかもう別の生き物か
 と思うほど、学業成績がズバ抜けています。

 しかし東大生も同じ人間。
 DNAもさほど変わらず、持っている臓器も同じ。

 ではどうして、「勉強のデキ」がこれほどまでに違うのか?
 考えてみたことはありませんか?


 ■■■ 東大生と脳 ■■■
 
 では「東大生が万能の脳の持ち主か?」と尋ねてみましょう。

 この答えも、多くの人の答えは同じで「それはない」と答えるはずです。

 「あいつは東大には行ったけど、確か運動は全然だめだった」とか、
 「東大卒で頭はいいけど、取引先とトラブル起こすんだよな」とか、
 当然のように、
 他の人と同じような悩みを抱える場合がほとんどです。
 
 その秘密は、やはり“脳”です。
 得意なところがあれば、苦手なところがあるのが脳。

 脳は、赤ちゃんのころには、
 神経細胞と神経細胞をつなぐ“道路”がほとんどありません。

 生後、自分で使うことによってのみ、道路ができ、
 よく使う道路は、高速道路になっていくのが脳の成長です。

 機能や役割によって、約120個の脳番地に分けられる脳は、
 120個が順番に育っていき、
 得意な脳番地と不得意な脳番地に分かれていきます。

 オリンピック選手は、小さいころから練習を積んだ結果、
 20歳前に才能を開花させます。

 オリンピック選手なら、運動系脳番地に関連する脳番地を
 人よりも育んだのだろう、と容易に想像がつきます。

 それは東大生も同じ。

 では、東大生は、どの脳番地が著しく発達しているのでしょうか・・・?

 
 ■■■ 東大脳になる勉強習慣 ■■■

 MRI分析でわかった「東大脳になる勉強習慣」
 これが、Dr.KATOが約5か月ぶりの新著となる著籍のタイトルです。
 (12月1日発売・PHP研究所)

 東大脳も、東大脳ではない人も、
 脳にそろっている神経細胞の種類はみんな同じです。

 ただ、その育て方が少し違う。
 少し違うだけで、東大脳になれる。

  東大脳の決め手となる脳番地とはどこなのか?

 どんな勉強習慣にすれば、東大脳が育つのか?

 東大脳を育てる家庭環境とは?

 東大脳になりたい人も、
 東大脳から脱却したい人も、
 これを読めば、「勉強」との付き合い方が分かります。

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┃脳番地の取扱いキーワード

 「東大脳を読んで、勉強との付き合い方をマスターする!」

60 秒 の 脳 科 学 ~ 脳 番 地 の ト リ セ ツ(取扱説明書)より抜粋 

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2009年11月 2日 (月)

次世代ニューロマーケティング

■■■ 脳とビジネス ■■■

 脳・・・。
 広辞苑(第5版)で「脳」を調べると、以下の3つが出てきます。

 1)中枢神経系の主要部。(中略)脳膜に包まれて頭蓋腔内にある。(後略)
 2)頭や精神の働き。
 3)主要なものや人。

 つまり、脳は臓器であり、それが発揮する能力を指す言葉として
 使用されています。

 臓器ですから、やはり医療や特殊な専門分野の人が扱う領域でした。
 
 ところが、脳科学では新しい分野ができ、
 100年前の人々が思いもしなかった応用へと進み始めています。

 その1つがビジネス。
 脳科学をビジネスに生かそうという取り組みが活発になっています。
 
 記憶に新しいのは、脳科学を利用したゲーム機。
 大人もゲーム機にはまるようになったキッカケにもなりました。

 そしてメディア。
 テレビや書籍等で、脳の活性化の様子を見せたり、脳を育てるトピックが
 紹介されるようになりました。

 そして2010年を目前にして、さらに新しいイベントが開催されます。
 『デジタルマーケティングNEXT2009』。
 (11月11日~13日・東京ビッグサイト開催)

 会社にお勤めの方なら、常識用語の「マーケティング」。
 しかしそれ以外の方々には縁のない言葉です。

 マーケティングとは、商品の販売やサービスなどを促進するための活動で、
 パッと浮かぶのは、ある商品の購買層を調べるような市場調査。

 たとえば、ある商品にピンク色の装飾をしてもあまり売れ行きが伸びません。
 その商品の購買層を調べると、中年男性だったので、
 今度は装飾を中年男性に合わせて売り出すと商品が売れだす・・・。

 マーケティングというのは、
 商品をより効果的な宣伝・プロモーションをするような営業・販売促進や、
 消費者のニーズを開拓して製品開発に役立てたり、
 顧客データやwebを有効に活用したり・・・
 今や幅広いコンテンツに広がっています。

 その中で、脳の学校のDr.KATOの脳科学技術に注目が集まっているのは、
 「ニューロ・マーケティング」。

 直訳すると「神経マーケティング」。
 つまり、神経=脳のはたらきを活用したマーケティングです。

 このように、21世紀に入って、脳とビジネスとの距離が
 ものすごい勢いで狭まってきているのです。

 ■■■ニューロマーケティング ■■■
 
 ではどうしてニューロマーケティングに注目されているのでしょうか?

 従来のマーケティングは、主に消費者のレポートで成り立っていました。
 つまり調査対象者が回答する言語情報をベースに展開してきた
 従来型マーケティングでは、客観性が乏しいことや、
 言語化されない消費者のニーズを把握する課題がありました。

 だからこそ、ビジネスの可能性を広げ、消費者の新しいニーズを発掘する
 「ニューロマーケティング」に注目が集まっているのです。

 脳は瞬時に酸素を使いながら情報を処理し、快・不快を感じたり、
 情報の取捨選択を行って、判断・行動を行っています。

 このような言語化されない脳活動は、
 潜在的な消費者ニーズや商品効果になっています。

 そこで、商品やサービスが与える脳への作用を知り、
 脳機能情報を顕在化させることで、“脳に効く”商品開発を行ったり、
 販売戦略に生かすのがニューロマーケティングです。

 今まで脳とは無縁だと思っていた分野も、
 脳科学技術を応用することで、新しい切り口に出会うことができます。

 過去には脳の学校で脳計測などを行って、
 実際に製品開発をした例もあります。

 上述の『デジタルマーケティングNEXT2009』には、
 実は脳の学校は注目する技術をもつ企業として、出展の招待を受け、
 『ニューロマーケティング特別展示』に参加します。

 今回は、Dr.KATOも参加し、MRI、COE、SRIなど
 最先端の脳科学ツールや実際の作業フローを実演を通してご紹介します。

 Dr.KATOとビジネスの話がしたい方にも大チャンスの3日間!!

 下記URLで事前登録すれば、入場も無料になります。
 ぜひお越しください!
 http://www.jma.or.jp/Digi-ma/

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