野球脳の天才が結集しさらに進化した先にWBC連覇
---------------野球脳の天才たちの秘密-----------------
'09 WORLD BASEBALL CLASSIC 連覇、おめでとうございます。
スポーツが脳番地を成長させる可能性、脳番地を開発する力を信じている者として
非常に感動したましたし、確信を持ちました。
野球は「潜在能力を引き出すトレーニング」の一つであることを
野球脳の天才たちがまざまざと証明して見せてくれたのだと喜んでいます。
野球脳の天才とは、野球によって脳番地を開拓し、成長させ、天才になった
選手のことです。
原辰徳監督の現役時代のポスターは、今も実家の妹の部屋に飾られています。
現在50歳の原監督は、40年以上も野球のことを考え、真剣に取り組んで
きました。
稲葉選手36歳、イチロー選手35歳、いずれも25年以上も野球漬けの
毎日だったでしょう。
松坂投手28歳。田中投手20歳、ダルビッシュ投手22歳、みな10年以上は、
野球のルール、ボールの配球、バッターの心理と向かい合ってきたはずです。
肉離れするまで頑張れた村田選手28歳は、北京オリンピックの雪辱をしようと
ひたむきにバッターボックスに入る様子が印象的でした。
通常は所属球団で レギュラーの選手が、WBCでは、
ベンチで声を張り上げチームを盛り上げました。
川崎選手27歳の姿は、印象的でした。
いつもと違った立場でもその与えられた場所で、必ずや成功する技量こそ、
現代のビジネスマンに望まれている能力だと思います。
ベンチではベンチなりの成功があるわけです。
潜在能力とは、突然なかった能力が現れるのではなく、
本人が自覚していなかった能力、使っていなかった別の実力が、
現実になることだと思います。
「野球、ベースボールという決められた定番のルールの中で、定番の脳番地の使い方を
まず覚え、練習を積み重ね、脳番地を使いこなすことで、臨機応変の付加価値のある
脳番地の使い方ができる。」
このような脳の働きと身体の働きを使いこなせる
野球脳の天才たちは、脳の成長という観点からみても尊敬できます。
そして、野球脳の天才たちの脳個性を引き出し融合させる監督、コーチ陣の力量は
日本人の持つ脳番地の力をあらためて実証した事実の一つになったと思います。
日本は、経済、スポーツでは秀でた分野を世界に示しています。
しかし、政治はどうでしょうか?
日本の政治力でも、世界中の人たちに「日本人の持つ脳番地の力」を示してくれる日が
くることを願っています。
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◎「潜在能力を引き出すトレーニング」の参考文献は、
脳番地を鍛える―潜在能力を引き出すトレーニング (角川SSC新書)