« 脳に効くメルマガの無料登録 | トップページ | 賢い人は「迂回脳」を持つ »

2008年10月13日 (月)

読字障害のMRI脳画像鑑定と超頭頂野の秘密

------------脳番地の迂回路を育て、読字障害を克服する-----------

10月12日のNHKスペシャル 病の起源では、「読字障害」
をテーマにしていました。

読字障害(ディスレクシア、Dyslexia )は、「脳番地」発達障害の中の
一疾患と考えると分かりがいいかもしれません。

脳にある番地のひとつ、超頭頂野、特に、言語機能に
関わると考えられている左脳の超頭頂野(39番地、40番地)の
成長に起因していると考える説があります。

知的能力、IQ検査のスコアが全般的に低い人でも、
読字障害は、起こります。

実際に、Dr.Katoも小学校の頃、この読字障害のおかげで、
軽度の知的発達障害を担任教師から指摘されたことがあります。

しかし、まさか自分が、軽度の「読字障害」の素因があると
納得できたのは10年ほど前のことです。

それまで脳を研究し、かつ「読字障害」に関しても
興味を持って探究していたのも関わらず、
自分にそのような素因があったとは、
夢にも思わなかったのです。

だた単に、国語の授業で、人前で本を読ませられることが
恐怖だった記憶だけがありました。

それは、自分は、国語が苦手なのだと思っていたのです。
嫌いなわけではないのに、苦手なのです。

中学では、今度は英語の読みが苦手になりました。

不思議なことに、しゃべれるのに、文章を読めといわれると
スムースには行きません。

このNHKスペシャルでは、「読字障害」の脳科学的な考察が、
いまひとつでした。脳科学的視点からの映像の作りには、
一貫性がありませんでした。

超頭頂野トレーニングの効果まで事実を取ってほしかったと
思います。

その理由の1つは、読字障害でない脳研究者が
読字障害を研究しても
その核心をつけないということだと思います。

また、ブローカ野に情報が到達しないと言葉の意味理解が成立しないと
述べている点も腑に落ちませんでした。
従来の古典的な言語ルートの考え方とは違う主張だったと思います。

しかし、脳科学者自身が、自分の読字症状に気がつかないで
苦労していたのですから、今回のNスペは、読字障害の広報的な
役割として、十分に評価できると思います。

私は、自分の「読字障害」を長い年月をかけて
何とか克服してきました。
その克服とは、別な能力を自分に身につけることです。

読字障害の症状と程度は、様々ですが、
私の場合は元来、サウスポーで、
特に、小学校低学年の頃
声に出して読もうとするとより症状が強くなる読字困難がひどく苦労した経験があります。

その一方で、数学や物理の数式から実際をイメージしたりする
ことや目の前の自然現象から過去と未来を読み解くことは
好きでした。

現在、脳の学校の「MRI脳画像個性検査」サービスには、
2次元のMRI脳画像から、リアルに3次元的に
あるいは、その人の人生に照らして
4次元的に、人の脳を読み取る能力が必要です。

このサービス自体が私が、軽度の読字障害を克服したこと
を意味しているのかも知れません。

このNスペを見て思いました。

静脈性下水道効果を使ったfMRIで、
自分の脳が赤く染められて、脳表示されたところで、
読字障害の何の解決にもなりません。

fMRIには、個人の能力を扱う精度はありません。
むしろ、静脈性の血液反応によって個人の能力を誤診するでしょう。

読字障害の方は、是非、自分の「脳の形」の成長を見る
「MRI脳画像個性検査」を受けていただき、
超頭頂野やほか脳番地の形から判断することで、
あなたの得意、不得意を詳細に知っていただきた、
私と同じように克服する道を
辿ってほしいと思いました。
--------------------------------------------------------------

Banner_041

|

« 脳に効くメルマガの無料登録 | トップページ | 賢い人は「迂回脳」を持つ »

コメント

はじめまして。
わたしは、20代前半の海外留学中にディスレクシアと診断されました。医者からは「自分がディスレクシアであると知っていることが、必ずあなたを救う」と言ってもらってて、あれから、もう15年以上が経ちました(*^^*)
アメリカの大学院で統計学を学び、外資系コンサルで10年働き、うつ病にもなりましたが、今では、脳に幸せを感じる瞑想ヨガを指導しています。ディスレクシアのおかげか、脳のいろんな箇所が健常者の方よりも活性化しているのを感じます。面白いものですね。またお邪魔します!

回答:軽い難読症がありながら、昨日、「脳を強化する読書術」(朝日新聞出版)を発刊しました。役立つと思います。

投稿: 西蓮坊ふみ | 2016年3月24日 (木) 12:15

はじめまして。時々拝見させていただいております。

主に、知的な遅れを伴わない自閉症・LD・ADHD等のある方々をサポートする仕事をしております、オニオンと申します。

これまで、対象となる方々のサポートについては、精神医学、心理、保育・教育分野からのアプローチが主となっておりました。脳の機能的な問題・・・ということで語られている割には、脳科学の分野からのアプローチや検証はあまりなされておりませんでしたが、この数年で、ようやくそれが出来つつあるな・・・と、直接当事者の方々と関わる私どもにも感じられるようになって参りました。

それぞれの専門分野で研究・検証・実践を行い分業しつつも、ケアが必要な人たちのためには連携していけるシステムが構築されていけば・・・と願っているところです。

Dr.Katoより
オニオン様、メールありがとうございます。
脳科学者と名乗っている人で、臨床現場の一人一人に対応できる力を持った方は、まだまだ、極稀ではないでしょうか。脳科学の一般論を大上段にかざしても、「目の前のあなたに」、その力を発揮することができなければ、信用はできないのではないでしょうか。
単に人の耳に心地のよい言葉を並べて、脳ブームを扇動することより、脳文化、脳技術として、一人一人の脳を大切にしていきたいと考えております。
そのためにも、脳科学自体も筋が通っている必要があります。その筋を通す役目、要が、MRI脳画像鑑定だと考えております。今後とも我々の活動にご注目いただけたらと存じます。

投稿: オニオン | 2008年11月26日 (水) 13:15

初めて、コメントします。ディスレクシアを啓発しているNPO法人エッジの事務局の柴田です。今回、ブログに読字障害(ディスレクシア)を取り上げていただきありがとうございました。NHKスペシャルの放映がありましたときの号外を掲載します。どうぞこれからもよろしく。
「ディスレクシア」メジャーデビュー!

○ NHK総合テレビ 「病の起源」にディスレクシアが登場

NHKスペシャル「病の起源」第4集 読字障害~脳はただいま進化中というタイトルで

http://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html

http://www.nhk.or.jp/special/onair/081012.html

2008年10月12日、午後9:00~9:49「21:00~21:49」に放送

回答:難読症に対するわたしなりの回答の一つとして、この度、「脳を強化する読書術」(朝日新聞出版)を発刊しました。ここまでの、私の本への向き合い方です。

投稿: 柴田 章弘 | 2008年11月12日 (水) 16:40

初めて、コメントします。ディスレクシアを啓発しているNPO法人エッジの事務局の柴田です。
今回、ブログに読字障害(ディスレクシア)を取り上げていただきありがとうございました。どうぞこれからもよろしく。「ディスレクシア」メジャーデビュー!

2008年10月12日、午後9:00~9:49「21:00~21:49」に放送。今回は片岡鶴太郎さんがなぞを探ります。ディスレクシアを持つ藤堂高直さんが密着取材を1年半前から受けてきました。また、神戸で行われた国際ディスレクシア会議の出席者にも深く取材した内容です。

--------------------------------------------
  番組では、藤堂さんらの読字障害の症状と高い能力が
クローズアップされていましたね。

その一方で、超頭頂野への脳番地トレーニングや脳画像診断とその脳科学的考察は一環せず、ブローカ野が出てきたり、語られていない脳波が出てきたり、ばらばらな紹介が
目立ちました。

ディスレクシアの脳科学は、まだ始まったばかりでしょう。
まず、脳の形から見ていきたいものです。
藤堂さんら出演者の脳画像鑑定を是非してみたいです。

おそらく、その人生の苦労と勝ち取った高い能力が
脳の形に見えると考えています。
(Dr.KATOより)


投稿: NPO法人エッジ | 2008年10月21日 (火) 19:23

「読字障害」と言う言葉を、10月12日のNHKスペシャルで、始めて知りました。「読字障害」をネットで検索しまくりました。長い間、自分を苦しめていた者の正体が、やっと分かりました。やはり、しょぼい悪魔が取り憑いていました。でもなぜか、ほっとしました。
「な〜んだ、オレは病気だったんだ。」て・・・・・!
読み書きそろばんがダメなんだから、キツいです。
あと右、左が分かりません。
ひどい方向音痴です。
家族の誕生日も、おぼえられない。
え〜と、きょうは何月何日だっけ?
何でこんなに頭が悪いのか本当に悩んでました。
やっと分かりました。

投稿: nabugan | 2008年10月15日 (水) 03:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 脳に効くメルマガの無料登録 | トップページ | 賢い人は「迂回脳」を持つ »