スター性、その脳番地の秘密とは
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幼い頃から、草花を好んで、学校帰りの道草は、
珍しく思えた花を見て楽しんでいました。道草の名もなき花に
その美しさを見出すのと同様に、どんな人の脳にも輝きを秘めた
脳番地を発見します。
誰の脳にも、必ず力が潜んでいます。
この力は、目に見える形で潜在しています。
著書「脳は自分で育てられる」(サイン本の入手先)にも書いたように、
脳番地の成長としてMRI(エムアールアイ)で撮影した脳画像には、
潜在能力が映し出されている事を発見しました。
すでに、その脳番地力が実績として社会に見える形で表れている場合には、
必ずその実績に対応した脳番地が成長していると考えられます。
しかし、まだ実績を形成する前でも、脳番地力が確かな力を蓄えている
必要があります。
「脳は自分で育てられる」(アマゾン 送料無料)出版後、度々、世の中で一番誰の脳個性を見てみたいですか?
と訊ねられます。
今まで、誰の脳個性も平等な気持ちで見てきました。
特に見てみたい人の脳などと考えたこともありません。
しかし、脳の事実を知り、できる限り正しく伝道するために
いろいろな問題意識はあります。
例えば、「スター性と脳番地」です。
広辞苑で調べてもスターとは、特に人気のある役者・歌手・運動選手。
花形。と記述され、スター性というのは、なかなか定義できない言葉です。
しかし、脳から見れば、「スター性」は脳の形として潜在している可能性があります。
筆者の友人には、2002年、ソルトレーク冬季オリンピック優勝の
アレクセイ・ヤグディンの熱烈なファンがいます。
彼女のショートレクチャーを数年にわたって聞いているので、
筆者も少しは、フィギュアスケートの耳知識がいつの間にか身についてきました。
フィギュアスケート系脳番地が少々、脳に芽生えた状態だと認識しています。
アレクセイ・ヤグディンの自伝「オーバーカム」を読んでみると、
ロシアとアメリカをまたに駆けて過ごし、その奔放性な性格とスケーティングから生み出される完成度の高い美しさが調合して、アウトスタンディングなスター性を表していることが分かります。
2007年には、右股関節全置換術を受け、1ヶ月後にはスケーティングを開始したという驚くべき事実があります。
アレクセイ・ヤグディンは、スケート、私生活を含めた紛れもない「スター」と
言えるでしょう。
日本の多くの女性たちも、彼に魅了されているようです。
このように、お会いしたことはなくても、
毎日のようにショートレクチャーを受けていて、筆者の聴覚系脳番地にとっては、
かなり身近なアレクセイのMRI脳画像を見て脳個性を鑑定し、
その脳番地の輝きを確かめることには十分な動機と意義があると思っています。
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