« 2007年9月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年10月 1日 (月)

酸素脳機能局在論~NIRSから次元の違うCOE(シーオーイー)へ~

今週の社長のひとこと---------------------------------------------

脳ブームの端緒にもなっている脳機能計測には、
大きな落とし穴があります。

今は、この落とし穴を無視した大衆的な脳機能計測が
「脳の活性化」という語弊を、社会に積み重ねているのかもしれません。

脳機能を血液反応を通じて、測定するためには、
静脈性下水道効果を排除する技術が必要になります。
なぜならば、静脈の反応は脳反応ではないからです。

現状の脳技術は、従来のNIRSだけでなく、fMRIやPETを使った計測でも、
静脈性下水道効果のために、科学的な信頼性を低下させています。

そこで、この脳計測での静脈性下水道効果を排除するために、
従来のNIRS計測装置ではなくCOE計測の理論と装置が必要になります。

脳の酸素の動きは、生体酸素力学の方程式である
酸素交換波動方程式によって記述されます。

酸素脳機能局在論では、酸素交換のための指標を理解する必要があります。

--------脳の学校セミナーのご案内-----------
   
    ~NIRSから次元の違うCOE(シーオーイー)へ~

  次回と最終回の講義は、視覚野、前頭葉のCOE計測を通じて、
脳の働きを酸素から見る酸素脳機能局在論について理解を深めます。

従来のNIRS脳計測から、次元を超えたCOE脳計測の理解のためには、
局所酸素交換反応の指標を、これまでの単純な波形表示形式ではなく、
脳の学校独自開発の複数次元の表示形式として理解することが最もポイントです。
この新しい解析のための異次元データ表示法とその重要性をご紹介いたします。
  皆様のご研究において新しい発見が見出せますよう、期待しております。
  ご参加を心よりお待ちいたしております。  (株)脳の学校代表取締役 加藤俊徳
   
   
      =脳番地・酸素脳講座とCOE実践体験シリーズ=
   
            第5回:視覚系     10月14日(日)
            第6回:前頭葉の老化 11月11日(日)

場所:東京神田  
日時:13:00~16:00

申し込み受付中
http://www.nonogakko.com/autores/appli_information.html]

--------------------------------------------------------------------

| | コメント (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年12月 »