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2007年8月 6日 (月)

盆踊りで運動系脳番地がリフレッシュ

今週の社長のひとこと---------------------------------

8月1日の夕方、崩落したミネアポリスのミシシッピ川にかかる

35Wの橋の近くを通って、6年間ほとんど毎日のように、

ミネソタ大学に行き来していました。

 

崩落した橋は、同じミシシッピー川にかかる橋の多くに比べて見た目も

かなり貧弱な感じは否めませんでした。

 

この6月に行った時も35番を車で走りながら友人が、最近は、

車の交通量が増えて大変だとこぼしていました。

実際に、4-5年前に比べると、交通渋滞が頻繁に起こっている

ように感じました。

 

昨日は、そんな先週のアンニューィな出来事を吹き払おうと品川区の盆踊りに

出かけました。太鼓を息子が叩くというので応援に行ったつもりが、

自然と踊りの輪の中に入って、久しぶりに見よう見真似で、踊り始めました。

 

ところが、「東京音頭」「炭坑節」さらには、「品川音頭」とかわるがわる流れる

曲に、ほとんど踊る手足がバラバラになり、いっこうに覚えられません。

 

上手な年配者の踊りをよくよく観察すると、盆踊りは左右対称に手も足も動かすように

うまく構成されていることがわかります。

生まれ育った新潟の地元の盆踊りなら、体はスイスイ動くのに、

東京、品川音頭に醜態をさらしてしまいました。

 

心理学者なら、この新しい盆踊りを習う過程を、手続き記憶(procedure memory)と

称して、説明するかもしれません。

 

しかし、そんな学者のノウガキより、踊るチャレンジが大事です。

  

普段、ほとんどの人が、歩くこと以外では生活の中で非対称な体の動きで、

運動系脳番地を使っています。見よう見真似の盆踊りは、結構

運動系脳番地をリフレッシュして、脳番地力をアップさせると思います。

 

日本文化はこうして、違う土地から来たよそ者も、盆踊りを身につけ、

その土地の祭り行事を通じて、一人前の地元人になるように構成されて

きたのかも知れません。

 

ミネアポリス生まれの息子は、すっかりいい調子で太鼓を叩き、

親よりもいちはやく地元人に同化しているようでした。

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